スキーヤーがやってみた

一に行動、二に体験、三四がなくて五に共有

冬に備えて準備万端!スキー板をチューンナップに出してみた

一気に寒くなってきました。 北海道などでは積雪も観測され、いよいよ冬が近づいていると感じます。 そして、冬に備えて準備が必要なのがスキー板。 快適に滑るためにはメンテナンスが大切です。


スキー板のチューンナップとは

スキー板を使う前にワックスを掛ければOK、と思っていませんか? 実際、初心者の場合はワックスを掛ければ十分です。 その違いに気づくことはないでしょう。 ただ、少しレベルが上がってくるとしっかりメンテナンスした方がうまくなるスピードが違います。

板のメンテナンス

スキー板を一年使っていると、少しずつ傷ができてしまいます。 何かにぶつけたりしなくても、雪面に落ちている小さな枝や石、その他いろいろな原因があります。 滑走面だけでなく、エッジにも傷がつくことは珍しくありません。

そして、このような傷ができるとそこから傷みが始まります。 放置するとサビが出てしまうことも。 そこで、板を定期的にメンテナンスすることが必要です。

どこに依頼するか

問題なのはどこに頼めばいいのかわからないことです。 東京であれば神田などにある大きなスキー板のショップであれば対応しているところもあります。 最初のうちはこういったところに頼んでもいいでしょう。

ただ、こういったお店ではアルバイトが機械で処理するだけ、ということは珍しくありません。 それでも一万円近くかかることも。

それなら、専門家に頼んでも費用としては大きく変わりません。 プロに頼むことで、板の状態を見て最適なチューンナップを行ってもらえます。

今回は「アイスチューンファクトリー」さんにお願いしました。

www.ice-tune.com

チューンナップにどれくらいかかるの?

チューンナップに出すときに気になるのが費用とスケジュールでしょう。 それぞれについて、今回の例を紹介します。

費用面

今回は5つのコースのうち、ちょうど中間の「スキーチューンステージ 2」をお願いしました。 値段は10,800円+送料でした。 直接持ち込むことも可能なのですが、場所が埼玉で、私は車がありませんので宅配便を使いました。

最近は自宅まで宅配業者が取りに来てくれますので、板だけをスキー袋に入れておけばOKです。 片道の送料が2000円弱で、この時点で支払うのは往路便のみです。 完了後にチューンナップと復路分の送料を合わせて振り込みます。

スケジュール面

まず、ホームページから「チューンナップ申込はこちら」というリンクをたどり、発送先を入力します。 また、お願いしたいコースを選んで、フォームを送信するだけ。 送信すると、自動返信で申込内容の確認メールが送られてきました。

その後、翌々日に発送先やスケジュールについてのメールが来ました。 今回は3週間前後とのこと。 支払いもチューンが終わった後に振込先の案内が来るそうです。

そして待つこと約1か月。 自宅にスキー板が送られてきました。 中に振込先が書かれた用紙が同封されていて、振り込んで完了です。

まとめ

頼んでみると、非常にスムーズに手続きも進んで、簡単でした。 宅配業者さんも自宅まで来てくれるので、重い板を持ち運ぶ必要もありません。 実際、どれくらい滑りが変わるのはシーズンが始まってから。

早く雪が降ってゲレンデに行くのが待ち遠しくなりました。

LINE Payを使って米ドルに外貨両替してみた

先日、国際運転免許証を取得したことを書きました。

いよいよ旅行が近づいてきたので、今回は米ドルに両替した話です。 今回使ったのは「LINE Pay」。 LINEと言えば無料の電話?SNS?という印象があるかもしれませんが、外貨をお得に両替できるんです!

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米ドルに両替する手段として何がある?

日本円を米ドルに両替するとき、簡単なのは空港でしょう。

銀行で交換する

すぐに思い浮かぶのが銀行でしょう。 多くの銀行で外貨両替を行っています。 普段使っている銀行であれば、安心感という面では一番でしょう。

ただ、わざわざ銀行まで出向かないといけないことを考えると、近所にないと不便です。

旅行会社で交換する

普段使わなくても、旅行を申し込んだ場合に旅行会社で両替する方法もあります。 どうせ申し込むなら、わざわざ出向く必要もなく便利です。 ただ、レートは決していいとは言えません。

空港で交換する

わざわざ出向かないで済むという面では、空港も選択肢の一つです。 通貨によっては、銀行や旅行会社で交換するよりもレートが良いことがあります。 ただ、出発当日にしか交換できないので、当日のレートに左右されます。

円高になっているときなど、タイミングを見計らって交換できないというデメリットがあります。

金券ショップで交換する

意外とレートがいいのが金券ショップです。 ただ、金券ショップの在庫などはあまり多くないことがあり、確実に変えられるとは限りません。 また、信頼していない人がいるかもしれません。

現地で交換する

旅行中に現地の通貨が足りなくなったときなど、必要になるのが現地での交換です。 空港だけでなく、銀行や街中の両替所など、交換できる場所はいくつもあります。

ただ、レートは国内より悪いことが一般的です。

クレジットカードのキャッシングを使う

現地での交換方法として、クレジットカードのキャッシングを使う手もあります。 実はクレジットカードのレートは交換所よりも良いため、この方法も一つです。 ただ、キャッシング期間が長くなると利息がかかるため、オススメできません。

LINE Payで交換する

今回紹介するのが「LINE Pay」です。 無料通話アプリであり、最近はSNSとして人気の「LINE」。 スタンプやポイントなど、様々なサービスがありますが、最近使われているのが「LINE Pay」です。

LINE Payではときどきキャンペーンを行っており、現在は11月末まで手数料が無料になっています。 このため、交換レートが非常によい、という特徴があります。 さらに、初回のみ配送無料。 銀行や旅行会社などに行かなくても、自宅まで米ドルを届けてくれます。

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LINE Payでの両替手順

LINE Payを使うと、どのように交換できるのか、順に解説します。

LINE Payに登録する

LINEを使っていることは最低条件です。 その上で、LINE内の画面よりLINE Payをタップします。

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あとは画面内に従って、銀行口座の情報などを登録します。

両替を申し込む

LINE Pay内の画面より外貨両替をタップします。

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すると、SBJ銀行のサイトにつながり、現在の為替レートなどが表示されます。 この画面から、条件に同意する「確認しました」という部分にチェックし、「お申込」ボタンをタップすると、 順に金額や発送先などを指定し、交換の申込が進みます。

チャージする

金額が確定すると、LINE Payにチャージする必要があります。 交換する金額以上の額をチャージすれば、両替が可能になります。

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実際に申込が完了すると、手続き完了の通知がLINEで届きます。

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受領する

数日後、実際に簡易書留にて郵送されてきました。 これは簡単ですね。

Bluetooth接続できるキーボード「Bookey Mechanical」を買ってみた

ブログを頻繁に更新するためにはiPhoneのタッチパネルでは厳しい。 そこで、できるだけ楽に入力できるようにBluetoothキーボードを探していました。 今回、2017年10月に発売されたキーボード「Bookey Mechanical」が良さそうなので買ってみました。

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Bluetoothキーボードの選び方

今回、数あるBluetoothキーボードの中から、どうやって選んだのかを紹介します。

サイズが大きすぎるのはNG

まずはキーボードのサイズです。 せっかくスマートフォンと連携しようとしているのに、サイズが大きいと持ち運ぶのが大変です。 自宅だけで使うのなら問題ありませんが、やはり外出したときにもブログを更新したい!

もちろん、小さいだけで打ちにくいのでは外付けキーボードを使う意味がありません。 少なくとも、アルファベットキーの部分はフルサイズキーボードのサイズが必要です。 テンキーは不要だし、ファンクションキーもそれほど使いません。

打ちやすいことは必須

次に打ちやすさ。 そこそこの長さの文章を入力するためには、打ちやすさ、疲れにくさは重要です。 今回のキーボードは名前の通り「メカニカルキーボード」です。

安価なキーボードは「メンブレンシート」というのが多く使われています。 ただ、この方法では押し込んだときにペコペコした感触があります。 ノートパソコンなど、薄くするためには仕方ないかもしれませんが、長く入力することを考えると考え物です。

少し値段を上げると「静電容量無接点方式」と、今回の「メカニカル方式」が登場します。 このどちらかを選びたいところです。 今回の「Bookey Mechanical」はメカニカル方式で「赤軸」を採用しています。

値段が高すぎるのはNG

打ちやすいキーボードでも、高いものは数万円は当たり前。 しかし、キーボードにそれほどお金を掛けたくはありません。 安価に買えるならそれに越したことはありません。

有名なキーボードとして、Happy Hacking Keyboardシリーズがありますが、 定価で3万円弱はすこし高すぎます。 Happy Hacking Liteシリーズなら今回の商品と同じくらいの価格なので選択肢になりそうです。

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U

実際、「静電容量無接点方式」と「メカニカル方式」は壊れることはなかなかありませんが、 やはりキーボードは消耗品だと思います。

USB接続できると嬉しい

今回はiPhoneiPadで使うことを基準に考えていますが、パソコンでも使えると便利です。 パソコンでもBluetoothを使う選択肢もありますが、応答速度を考えるとUSBに軍配が上がります。 そこで、USBも使えると嬉しいものです。

ただ、これは必須ではありませんでした。


買ってみた感想

英語キーボードには慣れが必要

今回購入した「Bookey Mechanical」は英語配列でした。 アルファベットの位置は変わらないので、ローマ字入力している分にはまったく問題ありません。 ただ、記号などを入力するときに若干違和感があるのは事実です。

あとはEnterキーの大きさですね。 これは慣れるしかなさそうです。

サイズは小さくて快適

若干重さは感じるものの、ファンクションキーが通常のキーボードのように独立していないので、 サイズが非常にコンパクトです。 キーボードの枠も限界まで削られているので、無駄がありません。

打ち心地は最高

やはりメカニカルキーボードは打ちやすい。 長く入力していても疲れにくいので、iPhoneでの文字入力が苦痛でなくなってきました。

問題なのは日本語変換の精度の低さですね。 これはiPhoneの問題なので仕方がありません。 パソコンの日本語変換を考えると、ちょっと遅くなりますが、イライラするほどではありません。

切り替えが簡単

この商品の特徴は複数の機器への接続が簡単に切り替えられること。 3台まで登録できるので、iPhoneiPad、パソコンの切り替えがワンタッチです。

これは非常に便利。


まとめ

外付けのキーボードに慣れてくると内臓キーボードを使うのが面倒になりますね。 特に画面の下半分が埋まってしまうことがなくなると、画面も広くなって快適です。

国際運転免許証を取得するのには10分もかからなかった

海外で運転するときに必要な「国際運転免許証」。 日本国内の免許証は持っていても、海外で運転する機会がある人は少ないもの。 その手続きについて意外と知らない人も多いと思います。 実際に取得してみましたので、その手順と必要な持ち物、所要時間について整理しておきます。

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実は海外でも「国際運転免許証」が必要とは限らない?

「海外」といっても行き先によってその状況は異なります。 例えばハワイでは国際運転免許証は不要です。

取得した経緯は事故発生時における安心感

来月、少し海外に旅行に行く予定があり、レンタカーで移動することもありそうなので「国際運転免許証」を取得してみました。 その行き先は「ハワイ」。 冒頭に「国際運転免許証は不要」と書いておきながら、取得したのは事故などが発生したときの安心感からです。

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海外には何度か行っていますが、ハワイに行くのはこれが初めて。 また、海外で車を運転するのも初めてです。 そこで、いろいろ調べてみました。

その結果、ハワイではレンタカーを借りるのに日本の免許証だけで問題ない、とのこと。 車を借りることも運転することも問題ありません。 ただ、もし事故などに遭遇した場合、国際運転免許証があれば安心とのことでした。


国際運転免許証取得に必要なもの

実際に取得するまでの準備と、その内訳について整理します。

免許証

必要な持ち物は「日本国内での免許証」「有効期限内のパスポート」「5cm × 4cmの証明写真」「お金(2400円)」です。 日本国内での免許証が必要なのは当然です。 海外で教習所に通うわけにはいかないので、持っていない人はまず国内で取得しておきましょう。

パスポート

パスポートも必要です。ただ、どこに渡航するかは決まっていなくても大丈夫です。 とりあえず過去に取得したものがあれば問題ないでしょう。 もちろん、記入欄はありますが細かく聞かれることはありませんでした。

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証明写真

証明写真はパスポートとはサイズが異なります。 もしパスポートと同時に作成しようと思う場合は、撮影するときにサイズを確認しておくと良いでしょう。 ちなみに、国内の運転免許証用のサイズは「3cm × 2.4cm」、パスポート用は「4.5cm × 3.5cm」、国際運転免許証用は「5cm × 4cm」です。 (全部揃えてくれれば助かるんですけどね…)

お金

発行手数料は2400円でした。


手続きの手順と所要時間

手順1:受付

今回は東京の「府中運転免許試験場」に行きました。 国際運転免許証は通常の警察署では発行できません。 大きな警察署や、運転免許試験場に行く必要があります。

国外運転免許証取得手続(本人による申請) 警視庁

また、基本的には平日のみです。 土日祝日は対応していない場所もありますので注意が必要。 府中運転免許試験場は日曜日も対応している模様ですが、今回は平日に行きました。

まず受付にて「国際運転免許証」を発行してほしいと告げます。 この時点で日本国内での免許証が必要です。 すると、免許証がコピーされた手続きに必要な書類が発行され、手数料を支払う窓口に案内されます。 また、写真を持っているかを聞かれました。(渡す必要はない)

ここまで1分。

手順2:手数料の支払い

窓口に移動して、先ほど受け取った書類とパスポート、免許証を提示します。 手数料2,400円を求められますので、現金で支払います。 支払うと、住所や渡航先などを記入する書類を渡されます。

また、この書類に記入し、写真を持って国際運転免許証の発行窓口へ行くように告げられます。

ここまでで3分。

手順3:写真の撮影

私は証明写真を持って行かなかったので、この場で写真を撮ります。 といっても、横にある証明写真機で撮影するだけ。 1シート800円で撮影できます。 (国内用4枚、国外用2枚の6枚が1シートになったものが出てきました)

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他で写真を撮っていれば、この手順は省略できます。 撮影に1分、プリントに1分弱かかって、ここまで5分。

手順4:発行窓口での対応

先ほどの書類に記入し、免許証、パスポート、写真と書類を渡すと、少し待つように告げられます。 近くの座席に座っていると、名前を呼ばれて手続き完了。 「安全運転で気を付けていってらっしゃい」と言われて試験場を後にしました。

ここまで計10分。 あっという間でした。

まとめ

意外と簡単に国際運転免許証は取得できることがわかりました。 平日の朝に行ったので、少しすいていたこともありますが、10分で取得できて、 費用も証明写真と合わせて3,200円。

有効期間は発行日から1年間です。 これ1枚でいろいろな国で運転できるだけでなく、なんとなく持っているとカッコイイですね。

サークルスクエアの障害を見て、Webサービスの利用について利用者の立場から考えてみた

2万を超える団体が使用しているとされる「サークルスクエア」というコミュニティ運営サービスがあります。 f:id:tryski:20171014100233p:plain そのユーザー数は公式サイトによると49万ユーザーとのこと。 このサービスにおいて、2017/10/09にDNS障害が発生し、2017/10/14現在も完全復旧には至っていません。

私もこのサービスを利用していたのですが、その初期対応を見ていて、利用者の立場でどのようにWebサービスを選べばいいのか改めて考える機会になりました。 今後、Webサービスを選ぶときの注意点について考えてみたいと思います。


サークルスクエアの障害とは

サークルスクエアの障害について、その概要を利用者の立場からわかる範囲で想像してみます。

障害が発生した状況

まず、サークルスクエアにアクセスしてみます。 10/09から以下のような画面が表示されるようになりました。 f:id:tryski:20171014100018p:plain

この画面を見ると、「c-sqr.net」というドメインに対してアクセスしようとすると、そのドメイン名の名前解決ができていないように見えます。 つまり、入力されたドメイン名に対応するWebサーバーのIPアドレスがわからず、Webサーバーに到達できない状況です。 (実際、サークルスクエアの公式とされるTwitterFacebookでは、サーバーは正常に稼働しているが、DNSが解決できないという報告がありました。)

上位機関による利用制限

また、whois情報を調べてみると、以下のように表示されました。 f:id:tryski:20171014100020p:plain

これを見ると、2017/10/09 14:47:25に最終更新が行われています。 また、ドメインのステータスが「clientHold」となっています。 これは、上位機関による利用制限を表しています。

実際、ドメイン保有していると、ときどき以下のようなメールが届くことがあります。 f:id:tryski:20171014101315p:plain このようなメールが届いたときに何も手続きを行わないと、上位機関によってドメインが停止される可能性があります。 今回は、サークルスクエアのサーバー管理者がこのメールを見落としたか、手続きを怠ったことが想像されます。


今回の初期対応における問題点

今回、多くの利用者が不満を持っているのは、その初期対応の遅さです。 サークルスクエアのサイトが停止したのが10/09ですが、公式とされるTwitterなどで最初に情報が公開されたのは、10/10の12時を過ぎてからでした。

セキュリティ警告の無視を呼び掛けた

そして、その後の対応も信じられないものでした。 夜にはIPアドレスを公開し、直接アクセスすることを呼びかけたのです。 当然、SSL証明書ドメイン名が一致しないので、セキュリティ警告が表示されます。 この警告を無視して利用するようにというのは、適切とは言えません。

これでは通信を暗号化することはできても、フィッシング詐欺など悪意を持って設置されているサーバーなのか判断する術がありません。 「サークルスクエア公式」を名乗っているTwitterアカウントですが、公式の認証も受けていませんし、乗っ取られているか判断できません。

異なるドメインでの暫定運用

さらに、10/13になって別ドメインを取得し、暫定運用を始めました。 このような類似ドメインをこの時点で取得することにも疑問を感じます。 多くの企業では、似たようなドメインはすべてサービス開始当初の段階で抑えています。 似たようなドメインフィッシング詐欺に使用されることが多く、このようなリスクを抑えておくことが必要です。

このドメインを取得したのが10/13になってから、というのも対応の遅れが見えます。 f:id:tryski:20171014100015p:plain


利用者のできる対策

利用者としてサービスを選ぶときにどのような判断が可能なのでしょうか?基準として、どのようなものは挙げられるのでしょうか?

そもそもサービスに障害が発生していない状態で、その提供者が適切な対応を取ってくれるか、という判断は困難です。 では、利用を開始する際に、どのような基準があるのか考えてみましょう。

過去の障害情報を見る

過去にどのような障害が発生し、どのように対応されたのかを見ることは重要です。 わかりやすい例がレンタルサーバーの事業者です。 代表的な事業者のサイトでは、必ずと言って良いほど、障害情報が公開されています。 この情報を見ることで、障害情報を把握できます。

今回のサークルスクエアの場合、信じられない投稿がありました。 Facebookでの投稿として、以下のような内容が書かれたのです。

「なお、本投稿は臨時措置のご案内のため、復旧後に削除致します」 f:id:tryski:20171014100857p:plain

つまり、障害が解決した後には、障害情報を消してしまうということです。 たしかに、IPアドレスで直接アクセスされるURLが記載されているのは問題があるかもしれませんが、障害情報がわからなくなるのは問題です。 Webサイト上にも障害情報が公開されていませんし、このような対応は不適切であると言わざるを得ません。

過去の障害情報を掲載しているサービスであれば、その対応内容を後からでも確認でき、選ぶときに安心できる材料になるでしょう。

証明書の内容を確認する

最近はURLがhttpsになっていることを確認することは当たり前になっていますが、それだけでは信用できません。 フィッシング詐欺サイトでもhttpsのサイトが増えていますので、証明書の種類を確認することも必要です。 銀行などではブラウザのURL欄が緑色に表示されるEV SSL証明書を使用しているサイトが増えています。

今後、一般的なWebサービスでもこのような対応が増えていくかもしれません。

運営元の体制を知る

サービスを選ぶとき、そのサービス内容だけに注目するのではなく、運営元の体制を知ることも必要です。 個人が運営しているのか、企業が運営しているのか。 そもそもその企業は実在するのか、どれくらいの体制が用意されているのか。

今回のサークルスクエアを運営しているのは「XITYZ」という会社のようです。 従業員数は8名と書かれていますが、50万人近いユーザーがいるサービスとして、十分なのか考える必要がありそうです。 f:id:tryski:20171014105840p:plain


まとめ

上記で問題点と対策などを考えてみましたが、改めてサービス運営の大変さを感じるとともに、利用者がサービスを選ぶ方法も難しいと感じました。 利用者の立場でできることは限られていますが、サービス提供側の姿勢に注目し、選ぶ側もなんとなくで選ぶのではなく、明確な基準を設定して選んでいかなければならないと再認識しました。

今回のサービスにおいて、利用者の多くは無料で利用していると思いますが、今回のような場合は有料会員も同じように使えない状況が続いています。 当然使えない期間の費用などについて、返金などの対応が行われると思いますが、有料であってもそのサービス稼働率などを確認することも必要かもしれません。

雪がない時期のスキー場で「ジップライン」をやってみた!

冬しかスキー場に行かないスキーヤーは多いもの。確かに雪がないとスキーはできないし… わざわざ遠くまで出かけても温泉くらいしかないのでは?と思っていませんか? 意外と知られていないのが、オフシーズンのスキー場です。

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私もゴルフとかテニスくらいでしょ…と思っていたのですが、世の中はどんどん変わっていました。 今回注目したのは「ジップライン」。聞いたこと、ありますか? 最近、たくさんのスキー場で導入されています。

ジップラインとは何なのか、なぜ増えているのか、楽しいのか… 実際に体験してきました。


「ジップライン」って何?楽しいの?

ジップラインはワイヤーを滑車を使って滑り降りるアクティビティです。 基本的には肩から腰に安全ベルト「ハーネス」をつけて、そのベルトとワイヤーを滑車でつなぎます。 高い位置から低い位置に向けてワイヤーが張られているので、重力で滑っていきます。

ワイヤーは森の間に張られていて、行き過ぎても危なくないようにタイヤが付けられています。 (手前で減速するので、ぶつかることは基本的にありません。) f:id:tryski:20171012100411j:plain

どうやって楽しむの?

必ずスタッフが同行してくれますので、器具の使い方がわからなくても大丈夫です。 滑車にぶら下がりますが、安全ベルトでつながれているので、両手をはなしても大丈夫! つまり、筋力も運動神経も不要です。誰でもできます。

ジップラインの醍醐味は?

一言でいえば「空中散歩」。 それなりに高度がある場所を移動できますので、空を飛んでいる雰囲気を体験できます。 そして、高い位置から見える景色も最高です。

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スキー場を想像すると、周囲の自然いっぱいの景色を楽しめるのは間違いなし! 新緑の季節もいいですし、秋の紅葉もいいでしょう。

滑っているだけで楽しいの?

実際にやってみると、その爽快感に加えて、いろいろなポーズができるので楽しめます。 普通にスタートするだけでなく、後ろ向きにスタートしたり、途中で回転したり。 スタッフの方も気軽に話しかけてくれ、写真もたくさん撮影できます。


どんな準備がいるの?

ジップラインを提供している場所では、すべての道具を借りられます。 ヘルメットや軍手、その他の器具など、ジップラインに必要な道具は事前に用意する必要はありません。 ただし、気を付けなければならないことがあるので、以下に整理します。

スカート、ハイヒール、サンダルはNG

服装はアスレチックをイメージするといいでしょう。 動きやすい服装は必須です。ジーンズでも十分ですし、ジャージなどでも良いでしょう。 ただ、山の中を移動しますので、できれば長袖、長ズボンがオススメです。

ハイヒールやサンダルは避け、スニーカーがいいですね。

暑さ対策、日焼け対策は?

ジップラインは春から秋にかけて行われます。 真夏に野外で活動するとなると、暑さ対策は必須です。 ただ、ヘルメットを使いますので、帽子は被れません。

ドリンクは持っていきましょう。 ペットボトルを腰に固定するリングを使うと、ジップラインの合間に水分補給できます。

雨天でも大丈夫

野外でのアクティビティになると不安なのが雨や風です。 ジップラインは雨でもできるところが多く、少々の雨であれば決行されます。 ただ、台風のときなどは中止になることも。

もし出発前に天気が悪そうなことが想像できる場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。

カメラは持って行っても大丈夫?

もちろん大丈夫です。 ただ、途中で落とさないように注意!


当日のスケジュール

今回、東京から出発し、群馬県にある「水上高原」に行ってきました。

www.minakamikogen200.jp

朝8時にマイカーで出発、帰宅は19時半でした。 その行程をご紹介します。

関越道は渋滞

東京から水上高原までは関越道を使います。 普段なら3時間弱で到着するところですが、土日はやはり渋滞します。 到着したのは12時頃でした。実質4時間ほどかかっています。 朝早く出るのも一つの案ですが、余裕を持って出かけるようにしましょう。

お昼ご飯はバイキング

水上高原ホテルにはバイキングがあります。 税込み1,350円で地元の食材などを使ったたくさんのメニューを食べ放題。 お茶やコーヒーも飲み放題でした。(ジュース、アルコール類は別料金)

ジップラインを1時間半体験

13時にスタートして、約1時間半のジップライン体験。 同時に回るグループのメンバーは6名でした。 実際には最大で7名ということでしたが、二つのグループに分かれていました。 やはり土日は大人気。早めの予約をオススメします。

終了後に温泉へ

水上と言えば、温泉が豊富な場所。 日帰り温泉だけでなく、宿泊するのもいいですね。 今回は「湯テルメ谷川」へ。

谷川温泉 湯テルメ谷川 〔日帰り温泉〕

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17時頃は混みあいますので、早めに入るのがオススメです。 14時半にジップラインを終わってすぐ移動したので、15時過ぎに到着。 スムーズに入れました。

帰りの高速も渋滞

一時間少し温泉を楽しんだ後、また関越道で東京へ。 土日の夕方に関越道が混雑するのはいつものこと。 今回も16時半頃に出発して、到着は19時半でした。


まとめ

スキーを趣味にしていても、なかなか冬以外にはゲレンデに行かないもの。 一度行ってみると新しい発見があるかもしれませんね。